アライブ最終進化的少年(1) / あだちとか・川島正



9月号からかな?月マガ読み始めたのわ。
そこからの印象しかないもんだから、1巻の太輔にすごい違和感。
感じとしては20世紀少年のケンヂに近いものを感じた。
キャラも作品の世界観も違うんだが。



月マガ読み始めてすぐに面白い、面白いだろうと当たりをつけた作品。
既刊購入して読んでみると想像以上に面白い。絵も上手いしね。
さて、お馴染みのところから始めましょう。
陽子さん、最高デス。恵も中々いいけどね。
「ひどいです!ヨーコさんなんてキライです!!」のシーンなんかイイ。
こう考えると私の守備範囲って広いだすな。つーか変態?



さて、本編。
1巻はキレイに起承転結の「起」でまとまっていますね。
最新刊の7巻を読んでも、現在発売中の月マガ12月号を読んでもわからんのだが、
謎に包まれた事件が起こり、ごく普通の学生生活を送っていた太輔の運命は動き出す。
広瀬が変わっちゃったのは謎に包まれた事件によるところが大きいけど、
作者が推しているのは劣等感と太輔に対する劣等感。
この部分が作品のクライマックスでどす黒いかんじになるのが最高のなのだが…。
まあ、これからでしょう。



巻末のオマケ漫画「お目汚しマンガ」が楽しい。
面白い作家のオマケ漫画は大概面白いもんだ。
大体月刊誌の作家がよく描くのだが、週刊誌の作家もがんばってほしい。
編集部はメディアミックスに必死で、オマケ漫画描くよりもほかの仕事してほしいと思うんだろうケド。
オススメは「チカンとメグ」かな。
チカンされた人に対して「どうだった?」と感想を聞くなんて…。俺も聞きたい。