ロボとうさ吉(3) / 加藤和恵

ロボとうさ吉(3) (シリウスKC)

ロボとうさ吉(3) (シリウスKC)


待望の3巻。
2巻は4話掲載だったので1年3冊サイクルかと不安になったが…
3巻は
#008 「神(アポロ)の力」
#009 「冒険の始まり」
#010 「赤の七」
の3話掲載。これで1年4冊サイクルになったね。



この巻で非常に惜しかったのが、#008のカラーが…。
本誌でカラー掲載されたページはコミックスでもカラー掲載してほしいなあ。
スゲーいい感じだったんですよ。しかもタイトルが「神(アポロ)の力」。
勿体ねえなあ。ヒカ碁のオールカラーの回はコミックスでもカラーだったのに…。



さて、物語の導入は3巻まで使ってようやく終わり、ロビンの旅がついに始まりました。
結構重々しくなりそうなネタでありながら、バランスよく仕上げてますね。
ネタの重量感も損なわれず、テンポの良さといい最高です。
ロビンがデカくなっちゃったのはかなりショックだったけど、既に違和感なくなってる。
そんなもんだろうな、読者の感覚なんつーもんは。



しかし、話が進めば進むほどモモ…もといモンタギュー大尉に惹かれていきますな。
…すいません、少しレイコ・バルバロス少佐に浮気しました。



オマケ漫画も充実。
だが、Q&A形式のオマケ漫画は余り好かない。
好き勝手面白おかしく描いてくれるのが一番良いのだが…。
まあ、2005年12月22日、2006年3月23日、2006年5月23日というペースでコミックス出てるんだから文句は言うまい。



本誌の方ではカラーも多いし、表紙もある。
加えてコミックスの巻数では龍眼に次ぐペース。
二番手という位置には含むところがあるが、心配は要らないようだしいいよね?
4巻は夏ということですが、シリウス編集部が一気攻勢かけようとするなら7月か?
ここでひと段落と考えるなら8・9月か。
一冊3話掲載のサイクルで決まりなら9月が濃厚。
まあ、とりあえず待ちましょ。