ブリザードアクセル（1） / 鈴木央

ブリザードアクセル 1 (少年サンデーコミックス)

ライジングインパクト、僕と君の間にに次いで購入した鈴木央先生の作品です。
Ultra Redだったっけ？あれはつまらんかったなあ。
思うに央先生はスポーツもの、若しくはファンタジーものがむいているような気がします。
スポーツものもファンタジー色が強いというか、現実離れしますけどね。
それが長所ですからガンガンやっちゃってほしいものです。

お馴染みとなっている表紙カバーをとると書いている漫画。
ぷに魔王がかなりお気にだったんでストーリー性持たせてほしいな。
でも、ジャンプ症候群というべきか、打ち切りをかなり頭に入れているのか、
はじめはショート漫画の連発になりそうですね。まあまだ、キャラ立ちしてないとも言えるか。

さて、読み始めると初っ端から気が滅入るようなストーリーが展開。
黒い部分も先生の持ち味ですが、主人公のおかげでそこまで話が重くならない。
そういった安心感はありますね。でも、ヤンキーてのは中々…チャンピオンくらいですけど。
初っ端の黒い部分とそれによって形成された主人公の性格によって、フィギュアにすんなり入っていってしまいます。動機の部分ていうのは結構悩ましい問題ですが、単純というのは一つの方法ですよね。単純であればあるほどそこに疑問を持たなくなりますから。

紆余曲折あって（うわー適当っ！！でもネタばれしすぎ防止の意味でもこの程度で）白帝FSCの特待生試験を受けにいくことに。五反田はライパクをイメージしすぎたせいか、かなりの低レベルを予想していましたが以外や以外。結構上手いとの評判。序盤はかなりのヘタれが幅を利かせる展開を予想していただけに、いやはやなんとも。

でも、アレですね。1巻で既に着氷は出来ていないものの四回転半と三回転半のコンビネーションは…。央先生の作品だけに終盤には六・七回転半はできていそうな勢い。それとも10巻前後で終えることも考えているのかな。ともあれ続きが楽しみな作品であります。ゴルフがフィギュアスケートになっただけじゃん！と言われると苦しいですが…。

そういえば週刊少年サンデーのレビューで「プラタリッサのように私の属性をつく女性キャラが出てこない」といいましたが、撤回いたします。プラタリッサ系ではいないんですが、アリア先生のような大人の女性属性でワサビ・アザミ姉妹がヒットミーしました。あまり出てこなそうですけど…。