エア・ギア(9) / 大暮維人

エア・ギア(9) (講談社コミックス)

エア・ギア(9) (講談社コミックス)



ベヒーモス戦のクライマックス。
どうにも感情移入できないんだよなあ。
登場人物を総ざらいしても本当に好きなキャラがいない。



単純に絶対的な悪がいないんですよ。
結局皆いい人なんでしょ?マガジンらしいのかもしれません。
ジャンプ系だとそれが正しいかどうかはおいておいても、作者による勧善懲悪がなされるわけですし、北斗の拳などを例に挙げても悪はどこまでいっても悪というのが存在します。
結局好みの問題となってしまうんですがね。



ベヒーモス戦で考えてみると…
敵であるベヒーモスのメンバー5人、宇童アキラ、坂東ミツル、美作涼、五所瓦風明、左安良。どれも印象に薄いうえにキャラだってない。オキニのキャラを聞かれても答えられないなあ。敵がこんなんだからイッキのキャラも立ってこない。



今後に期待はしますが、このままのペースで連載をするとなるとピークなく終わるという不安もつきません。