新暗行御史(6) / 尹仁完・梁慶一

新暗行御史 (6) (サンデーGXコミックス)

新暗行御史 (6) (サンデーGXコミックス)



馬牌を直せる鍛冶家にようやく会う。
トボけた爺さん。裏がある爺さん。結構重要人物っぽい爺さん。
これも定石だねえ。



しかし、馬牌を直すための条件。
それによるストーリーがここまでのところで一番面白い。
6巻を読み終えるとその結末が99%わかる。



私は馬鹿なもので、提示されたものを全て鵜呑みにしてしまうわけです。
すると、疑問も持たずに出てくるキャラクターに次々と感情移入。
主人公が謎にはまってしまえば、私も?マークで読み進め、
ほかのキャラクターに悲しい出来事が起きれば、哀れみと怒りをもって読み進めるわけです。



ので、今回のストーリーの真相などは少しも予想できませんでしたよ。
ただ、真相がわかった時、それを言っちゃあ何でもありじゃね?
という気がしなかったわけでもない気がしますがね…。
まあ、一応伏線は張ってありますし、そこに気付かなかった私の負けと言うことで。



平岡…ビョンガンね。どうしても「ひらおか」という読みが頭の中をよぎる。
ひらおか、っつー知り合いがいるわけでもねーのに。
まあ、その平岡にかなり感情移入する話でした。
子供の頃を思い出しましたよ。
ここの話だけリメイクすればファンタジー色溢れる純愛ストーリーとしてもイケそうだ。