バガボンド(22) / 井上雄彦
- 作者: 井上雄彦,吉川英治
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/02/23
- メディア: コミック
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21巻で清十郎と対峙した武蔵。
清十郎はあっさりと撃破!
伝七郎、小次郎とそして又八の絡み合う運命を彩るスパイスでしかなかったのか…。
残念でならん。
しかし、伝七郎が開眼するとかいう展開はないだろう。
万が一あったら冷めてしまう。
そいや、伝七郎の奥さんなんですが、遊女みたいじゃないですか?まあ、別にいいんだけども。
結局のところ、吉岡拳法は…武蔵と小次郎を引き合わせるために…。と、考えられますね。
酷い噛ませ犬っぷりやないですか。まあ、毎回毎回インシュン(漢字が思いだせん。)のときみたいなことになったら単調ですからね。
加えて物語りはついにバガボンドという作品全体の収束を迎えている時。
今後の展開が気になる。
つーのはこのままこんな程度のことで武蔵と小次郎の因縁が形成されて、武蔵が悩み続けている剣の道の真理がわかるかのような展開になるとは考えにくい。
そこは、必然とさえ思わせる納得づくの展開が、予想もしえなかった展開が、待ち受けていてくれるだろう…。そう願う今日この頃。
バガボンドが唯一のオキニ作品だったころと違い、他の作品のほうにハマってしまっている最近。バガボンドの盛り返しがほしいと切に思っています。爆発を。
あとあと、重大ニュースがっ!
2006年夏に、ついに!ついにバガボンドの画集が発売決定!
誰もがその発売を期待した!バガボンドになってからつーもの、絵の凄みが巻をおうごとに、話をおうごとに増してきていますんでね。画集に手を伸ばすのを躊躇し続けてきた私もさすがにね。
あと、画集でほしい作家つーたら、荒木先生、尾田先生、矢沢先生あたりかなあ。
アートとしてほしいのはやっぱり荒木先生と井上先生なんだよねえ。