本誌5月号

初購入。
なんとなく買ってしまった…。
まあ、これで講読雑誌21誌目。
21世紀ということでね。
まあ、もうこれ以上は…本当に金ないよ。



知っている作品が全くなかったのですが、大王のおかげか偏見はなかったですけどね。
読み終えてみると、なんだかあっさりしすぎな気も。
無難な作品を一通り集めてみましたという感じがしなくもない。
看板はるような作品がないなあというのが正直なところでしょうか。


いぬかみっ!
表紙&巻頭カラー。設定こそ違えど、古典的な作品。主人公の男の子と付随する女の子キャラ。その女の子キャラの天然ぶりと、その仲間の嫉妬などなど。で、ようこみたいなキャラもいると。至れり尽くせりだわ。
ほのかLv.アップ!
主人公の女子高生がバイトを通してゲーム業界へと足を踏み入れていき、そこで描く人間模様と、ゲーム業界での頑張りつー感じでしょうか。主人公のキャラクターは現実っぽくはないけど、なんだろう人間の不安な心だけを特に誇張した感じ。だから、主人公は一人の人間と言うよりは私たち読者の心の一部分というほうがぴったりくるかも。また、ベタだけど純粋な気持ちや才能が色々な障害によって邪魔されるわけだ。それを乗り越えていくという流れで行くことでしょう。
極上生徒会
これはなんとかタイトルは聞いたことあったな。気になるのは「原作:コナミ株式会社」ということ。だからどうということもないけどね。楽しめればどんな意図があろうとかまいやしません。今月はありがちな女の子同士のケンカ。仲直りの仕方もありがちだなあ。初見なんであまり断定するのはどうかと思うんですが、正直この作品の一番の魅力つーのが伝わってこなかった。分散しているように見受けられます。多分人形を持ったりのちゃんのドタバタした感じがメインなんでしょうが、弱かったなあ。
ケメコデラックス!
これは良かったなあ。おそらくヒッカツ!と並んで私の中のガオ!メインを張ることになりそうです。主要登場人物のキャラ立ちは初見でもよくわかった。それでいて、メインキャラの邪魔をしない。つーか、ツッコミみたいなもんか。ちゃんとボケがいきているというか。ケメコがまだ計り知れないので益々楽しみ。これが本来の姿なのかな?
KNIGHTS
連載。中世の設定に魔女狩り、騎士とくると拒否反応が起こりそうになります。今月号だけ?じゃないよなあ。魔女狩りは作品の中核っぽい感じがする。となると、今後も気が滅入るような話が出てきそう。暗くなるんだよなあ。まあまあ、つーところなんだが、締めの主人公の見せ場がガッカリ。やっぱりまあまあだな。
撃漫プレミアムG
作家が過去の英雄を描いたカラーが6ページかな。で、その中からハンニバル・バルカを描く「デスティニーズ・ディスティネイション」。ジャンヌ・ダルクを描く「奇跡の少女」。源義経武蔵坊弁慶を描く「桜華忠臣伝」がこのあとに続いて掲載されているような構成となっています。
デスティニーズ・デスティネイション
ハンニバル・バルカという人をモデルとした作品。いや、ゴメン。全く知らないんだよ。作品読んでも全く記憶にかすりもしない。ページ数は少ないながらも、予備知識がない私にあっても、芯のところが良く伝わってきて面白かった。
奇跡の少女
ジャンヌ・ダルクを描いた作品。この人は知ってるわ。…いや、ゴメン。嘘だ。名前しか知らん。こちらはちょっと散漫になったかな。ジャンヌの魅力はあまり伝わってこなかった。ジャンヌの葛藤だけ描ければよかったのかもしれないが。
桜華忠臣伝
で、最期に源義経武蔵坊弁慶。これは知ってるだろう?とお思いの皆様。たびたびスイマセン。やっぱり名前しか知りません。歴史上の人物を好きにはなれないのです。まあ、それと知識がないのは関係ないんですが。で、そんな私だからこそ?浮かび上がる疑問。弁慶って女性だったの?そういえば、エア・ギアの弁慶も女だなあ。この作品はこれまでとは毛色を変えて現代風の漫画のエッセンスをメインにした感じ。史実はあまり関係なく、むしろ同人誌的な、マニアの妄想を描いた作品となっています。
ヒッカツ!
設定が面白いなあ。大故障時代がじゃなくて、回復打撃のほうね。要はお婆ちゃんがテレビに見舞う一発がこの作品の源となっているわけだ。モモコのキャラと立ち位置が良く分からなかったのは惜しいけど、これからかな。この子も何かできそうな服装しているものね。ただ、文明の進化に対する答えの一つがこれでは納得ができないけどな。安易過ぎる気がする。じゃあ、何のために人間は文明を今まで進化させてきたのか?生きるだけならそれでいいのは間違いないけどね。生きるだけでは足らないから文明を進化させてきたんではなかろうか?と思ったりするわけです。
奥さまは魔法少女
作品に漠然とした閉塞感が漂いますが、リングによってもたらされる悲劇的な運命とおそらくそれを今後乗り越えるだろう、作品の未来予想図が中々。
ef-a fairy tale of the two.
ああ、本当の兄ではないのね。紛らわしいんだよなあ。幼馴染が「お兄ちゃん」て呼ぶか?年下の幼馴染は名前で呼ぶだろう?と経験上そう思っているのですが。三角関係と将来への不安などがメインぽい。ネタ的には面白くないな。
Venus Versus Virus
なんとなくは話の流れがわかったような。とりあえず初見には少し絡みづらかった今月号だけど、スミレの瞬発力の早さに好感。作品の中核を担う黒い部分が今後もっと強くなっていくと言う期待感も手伝って、楽しみな作品ですね。
スウィートマイティーガールズ
宇宙人ネタの漫画は数あれど、そこに巻き込まれる主人公を誰がオカマにしようと思うことか。まあ、今月号だけを見ればその点はいかされていないように感じます。
モグラ
集中連載の最終話。作品についてはおいておいて、何故この作品の印刷だけ安っぽいのか。コロコロとかの児童書を読んでいる気持ちになりました。
エアリセ
こりゃあ全くわからんぞ。次号休載で7月号から新展開ということなので当然かもしれんが、経験上私のツボにはヒットしなそう。
SPEED GRAPHER
番外編のようです。今月号のような話でも成立している感じがする。実際どんな話なんだろうか。これらの登場人物からは想像できません。やはりコメディでしょうか。辻堂というキャラに少しビックリ。まさか作者は出身者か?

初購入のガオ!でしたが、すんなり読める作品が多かったので時間はかかりませんでした。
ただ、まあ。すんなり読めるということはそういう作品ばかりと言うことでもあり。
それがいいのか、悪いのかは私には到底わかりませんが、数多くある講読雑誌の一つとしてはいいのではないか?!ということでおちつきそうです。


購入予定作品
Venus Versus Virus 1 (電撃コミックス) ケメコデラックス! ヒッカツ! 2 (電撃コミックス)

購入検討作品
いぬかみっ! 1 (電撃コミックス) 極上生徒会 1 (電撃コミックス) スウィートマイティーガールズ ほのかLv.アップ!