BLOOD+(2) / Production I.G/アニプレックス・桂明日香

BLOOD+ (2) (カドカワコミックスAエース)

BLOOD+ (2) (カドカワコミックスAエース)


きゃなり、内容豊富な2巻ですな。
小夜がまだ普通の女の子の段階から、
リクを助けに行く覚悟をし、
まだまだ笑顔があったんだけど、
最終的に笑えない展開になって、
絶望の中戦うことを選択せざるをえなくなる。



やはりハイライトは、
小夜が翼手の真相を知り激昂。
で、ハジに詰め寄る。
「元に戻す方法だってあるんでしょ!?ねえハジ!!」
「貴方だけなのです」
…小夜は希望を見出した。と思ったところで、ハジの駄目押し。
「翼手を斬れるのは」
で、小夜の顔。



本当は、そのあとのページの
「人間を斬るなんて出来ない!!」つー小夜なんだろうがな。
でも私はその前の、打つべき手が一つしかないことを知らされ、絶望した小夜が最高だった。
自ら攻撃することなく、痛めつけられている人(キャラ)を見ると面白いと思うなんて…歪んでるなあ、私って。最低だね。



で、やっぱり思うことはシャールの小物ぶり。
絶対婦女子に人気だよ。
私でさえ、色々想像するもの。
ヴァンに「あまり鬱陶しい事を仰ると見捨てますよ?」と言われたシーンなんて…。



シャールはNot婦女子で、ちょいオタな23歳男子でも嫌いにはなれん。
でも、最終的なシャールのオチは少し見えているので…その辺はね。
飲み込んでいきますよ。