本誌11月号
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2006/09/25
- メディア: 雑誌
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全国の漫画ファンに未曾有の大惨劇を起こした先月号から早一ヶ月。
みな、傷も癒えぬまま最新号を手にするわけです。
未だに「IKKI」という文字を見ると猥褻物(竹熊・相原両先生)が脳裏に浮かぶというものも少なくないことでしょう。
しかし、いつまでも後ろばかり向いていられない!前に向かって!
だって、我々には漫画があるんだから!
このアバンギャルドさに比べて今月号の表紙はどうだ!?
ニヒリズムのカケラもないではないかッ!!
しかし、あいらぶ日和も面白いんだなあ…。
- あいらぶ日和(アキタコウ)
- #006
- 東京フローチャート(見ル野栄司)
- #149 「五月子&トリモチ38」
- 金魚屋古書店(芳崎せいむ)
- #029 「ストリートファイター」
- カメオドール(田村てまり)
- #015
- ディエンビエンフー(西島大介)
- #003 「森の中で」
- 夜回り先生(水谷修・土田世紀)
- #019 「傷痕」
- 土星マンション(岩岡ヒサエ)
- #011 「ヤスミノヒ」
- 美咲ヶ丘ite(戸田誠二)
- #001 「ボクシングママ」
- 東京フローチャート(見ル野栄司)
- #150 「暇人ノーヘブン59」
- ドロヘドロ(林田球)
- #054 「過去へのトビラ」
- 海獣の子供(五十嵐大介)
- #009 「勇魚」
- 乙女ウイルス(鈴菌カリオ)
- #014 「満天LOVEモーション」
- ぼくらの(鬼頭莫宏)
- #035 「古茂田孝美3」
- のらみみ(原一雄)
- #042 「50001g」
- 答えは3つ(とんだばやし)
- #058
- 東京フローチャート(見ル野栄司)
- 151 「五月子&トリモチ39」
- リアルワールド(桐野夏生・イシデ電)
- #011 「テラウチ(前編)」
- さらい屋五葉(オノナツメ)
- #011 「梅(三)」
- ブランコ(ウィスットポンニミット)
- #008 「雷」
- RIDE BACK(カサハラテツロー)
- #041 「黒いライドバック」
- ワイルドマウンテン(本秀康)
- #037 「瞳の中のレインボー」
- 鉄子の旅(横見浩彦・菊池直恵)
- #047
- ナツノクモ(篠房六郎)
- #035 「囮#5」
- 黒薔薇涼子(漫画マン)
- 読み切り
- フリージア(松本次郎)
- #050 「適正処理」
あいらぶ日和で衝撃の事実が発覚!
あいちゃんは大の子供嫌いだった!!
「おおぉおおお殺してぇ〜」
「あいつらボケェ」
「社会のクズがぁ…」
とこの時点で子供嫌いの私もビックリ。で熱弁。
「いい?この世界は大人のためにあるのよ。」
「大人が働いて…メシ食って…セックスして…大人が楽しむためにあるのよ。」
ともうどっかの新興宗教のような理不尽な言い草。コウちゃんも「うんうん」言うのが精一杯。で終いには。
「税金払え―っ!!」
「つぶらな瞳してんじゃねぇよ!ワシによこせっ!」
「走るなっ!元気いっぱい走るな!!」
とそこらの子供にわめき散らす始末。
…俺もここまでじゃねえなあ。
新連載が中々に面白かったので一安心。
わかっているんだよ、すべてな。
こういうのを見ると「あぁ、俺って絶対結婚向いてないなあ」と思ってしまう。
自分の生みの親、兄弟にさえ気を使って相手の気持ちを最優先にしてしまうのに、どうして、血の繋がりのない人間に自分の我を押し通せようか。これが仕事ならいくらでもイケるんだが、私生活だとどうしても自分がそうされるのが嫌だから過剰に意識してしまう。
ブランコで台詞あるのって始めてじゃない?
だれかイッキ溜めている人いたら確かめてくださいな。
多分台詞は初めて、ずっと無声だった気がするよ。
鉄子が地元江ノ電ということでいつも以上に楽しい。
違うか、うれしいのか。
藤沢駅を横見氏は「大都会の駅」と言い放ったが…正直「都会」といわれることさえおこがましい。
見所がないというのには賛成かな。
江ノ電グルグル回るってやっぱり鉄以外には理解不可能だな。
江ノ電の思い出といえば…鎌倉花火大会のときの混雑。くらいかなあ。
けど、やっぱり江ノ電から見える海は結構よかったりするよね。
次回で鉄子が最終回。
いなくなってはじめてわかる…寂しいね。