アライブ最終進化的少年(7) / あだちとか・川島正



一転のほほんとしている表紙に終焉を予感させられる7巻。
北海道入りしているメイン女性陣。
あれ?ナミってこんなに色気あったっけ?
あれ?雨宮さんのこの服装、最高じゃん!
あれ?ああ、ハルはいつもどおりだよな。よかった。



6巻初登場の麻生がちょっと好きになるかもしれない7巻でもあるな。
「神よ許し給え…」。



そして、ついにナミが一番の目的である華音との邂逅。
応援するのは勿論ナミですよ。華音嫌いだもの。
でも、華音の能力は好きよ。
ジョジョで言うとメタリカキラークイーンを足して割ったような能力。
予断ですが、私がジョジョで一番好きなスタンド能力と言えば…
4部吉良のキラークイーン。その中でもバイツァダストが最強ですね。
でも、未来を知ることは覚悟だ!みたいなことになっちゃうから
6部のプッチ神父と同じになっちゃうなあ。



いや、脱線しました。
そして、物語は最終局面へと。
太輔たちはついにヒロセ、メグとの再会を果たす。
随分盛り上がってきましたよー!
本誌の方はもっとすごいことになっていますがね。



7巻が最新刊なんですが、
本誌購読開始との間が埋められてない。
読み始めたときは既にメグがいなかったのでメグ死んだか?
ハルも死んだくさいんだよなあ。
それ最高。
誰もが生き残るハッピーエンドは望まないよ。
ポルナレフもアブドゥル、イギーの死があったからこそ輝いた。
死が素晴らしいのではなく、死こそが最悪であることの最強の証明方法なのだと思う。



死を違う意図で用いている作家もいますがね。
ねえ、あだちさん。とかさんのほうじゃなくて、充のほうね。
カズヤ、ひかりの母ちゃん、若葉とその母ちゃんとあだち充漫画は兎に角キャラが死にますから。