バイオメガ(1) / 弐瓶勉
- 作者: 弐瓶勉
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/11/05
- メディア: コミック
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ウルトラジャンプ6月号(5月19日発売)より連載開始との報を受け、急いでアマゾンにて発注。
絵的にはABARAと全く変わらず。
セリフはべらぼうに多いかな。…イヤ、ABARAと比べての話ね。
だから、一応話はわかった。
弐瓶先生の作品は―ABARAとバイオメガしか読んどらんけど―希望つーもんがあんまないね。
なんか「世の中は全部黒いんだ!」とでも言いたいかのようだ。
実際はどうではないだろうけどね。
私もそっち側の人間なのだが、白を強調して、白を描くのではなく…
黒を強調して、それはもう露骨なほど強調して、黒を描いているようにみせつつ、実は白を描いているというような。
そんな作家なのかもしれん。
そんな弐瓶先生の魅力はやはり絵柄でしょうな。
日本人作家か?と思うほどの絵。アメコミの影響がそこはかとなく感じ取れる。
が、内容はアメコミとは程遠い。
しかし、バイオメガを読み終えて一言。
「これが打ち切りかあ…」と。
まあ、万人受けするような作品ではないんだけどね。
エンターテイメントではないんだろう。
そこを狙っているのでもないということもわかっておりますが。
何はともあれ、これで準備万端。
ウルトラジャンプ6月号を中学野球部員のような気持ちで迎え入れることが出来ますよ。
う〜ん、「来いよ、バッチー!」。
余談ですが、サッカー部だった私は
「バッチ」を「バッチリ」だと勘違いしていたことは言うまでもありません。
その間違いに気付いたのは高校の時の体育。
ソフトボールで打席に立った私はテンションが上り一言、
「来いよ!バッチー!」…。
おめぇだよ。
来んのはピッチだよ。